皆さま、こんにちは(^^)/
屋外や室内の湿度も下がり、乾燥の季節にもなってきました。
今日は、肌の乾燥についてのお話です。
乾燥肌といえば秋冬の悩みでしたが、最近は1年を通じて乾燥肌に悩む方が増えています。乾燥肌とはどういう状態か、またどうしてなるのでしょうか??
乾燥肌(ドライスキン)は、皮脂分泌量の低下、角質細胞間脂質などの減少により角質の水分含有量が低下している状態です。
つまり、油分・水分どちらも不足している状態といういことですね!
【乾燥肌を引き起こす3つの要因】
1.皮脂量の低下
皮脂膜となるべき皮脂の分泌量が低下すると、ダイレクトに刺激が角質層に伝わりやすくなります。皮脂は皮脂腺から1日に約1~2g分泌されますが、環境や体質で変わります。皮脂の分泌を促す男性ホルモンが少ない小児や女性、老人では皮脂量は少なくなります。分泌量のピークは男性で30代、女性は20代に迎え、その後は減少していきます。また血行不良などで代謝が低下すると皮脂の分泌量も減少します。また皮脂腺は体の部位により数が違い目のまわりや口元は少なくなっています。
2.天然保湿因子量(MMF)の低下
角質細胞内に存在するNMFはアミノ酸類、乳酸、尿素、クエン酸塩などからなり、水分を抱え込む性質をもっています。このNMFによって細胞内の水分量は一定に保たれるのです。NMFは日焼け、加齢、睡眠不足、ストレスなどで低下してしまいます。
3.角質細胞間脂質の減少
角質細胞をレンガに例えると、レンガとレンガの間を埋めてセメントの役割を担っているのが角質細胞間脂質です。このセメントが足りない状態になると、雨漏りしやすくなるようなものですから、バリア機能が低下するのです。
乾燥肌の原因やバリア機能が低下するメカニズムは複雑ですが、正しく知ることで、スキンケアもシンプルで効果的になるでしょう。
スキンケアは女性ばかりではなく、最近では男性も意識が高い方が増えてきていますよね!冬に適したスキンケアについてまたご紹介しますね♪
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